画像:製造 画像:製造

製品をお客さまに届ける
最後の「要」として、
忙しい日々と楽しく向き合う。

製造

T.S

忙しい業界であることは
気にならなかった、
それより大切なこと
が自分にはあった。

大学院では表面物理という領域で物性の研究をしていました。体育会の陸上競技部に所属し、居酒屋でアルバイトもする普通の学生でした。就職に当たっては、国内外を飛び回っていろいろな人と関われる仕事がしたいと考え、当初は文系就職を目指していました。中でも志望が高かったのが総合商社です。将来は経済的に余裕をもてるようにしたかったので、商社の待遇のよさに惹かれたことも理由の一つでした。

研究で半導体がターゲットの一つだったこともあり、文系就職を目指す一方で半導体業界にも着目していました。TELのことは担当の教授から勧められるまでまったく知らなかったのですが、その後企業研究を進め、海外売上げ比率が非常に高く、グローバルに働けることに何より魅力を感じました。自分がTELに合っているのではないかと思ったのは、面接の場です。悪い意味での張り詰めた空気がまったくなく、面接官の方々と率直に話すことができ、風通しのよさを強く感じました。忙しい職場であると聞いたときも、のんびりとした環境よりも、むしろ刺激のある場所で働くほうが楽しいだろうし、自分に向いているだろうと迷わずTELを選びました。

画像:作業風景
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現場を知るのが仕事の基本、
年間200日の海外出張で
経験を積む。

画像:作業風景

製造部門と聞くと、自社の工場に勤務して製品を完成させ、出荷する仕事というイメージをもつ人が多いのではないかと思います。しかしTELでは、製品である半導体製造装置をお客さまの拠点に運び、そこで組立・据付をし、さらに調整・評価をおこなって引き渡すまでが製造部門の役割です。TELのお客さまは日本のメーカーであれば国内各地に、海外メーカーであれば欧米・東アジアを中心に多くの拠点をもっているので、私たち製造部門も出張する機会が多くなります。装置を搬入してから引き渡すまで、お客さまの拠点がある場所にずっと滞在しますので、出張期間も長くなります。

半導体製造装置は拠点の状況に合わせて、お客さまとやりとりしながら調整を重ねていきます。装置には多様な種類があり、お客さまごとにご要望も異なるので、的確に対応していくには経験を重ね、スキルを高めていくしかありません。「現場で学ぶ」が入社後に配属された部署の方針で、私も1年目から年間200日ほど海外にいました。ずっと続けて滞在したわけではなく、1回が2〜3カ月で主に韓国、台湾へ行っていました。それでも決して短い期間ではありませんが、私はまったく苦になりませんでした。お客さまによって社風や仕事のスタイルが違うのも興味深かったですし、組立・据付のメンバーや調整・評価のメンバーなどとともにチームで出張するのでいろいろな人と関わることができ、勉強にも刺激にもなりました。製造部門はお客さまが装置を使う直前の、言わば最終工程を担います。納期遵守の責任は重大で、稼動を待つお客さまを前にしてプレッシャーもありますが、それだけに仕事をやりとげた時の喜びは何ものにも代えがたく、最高の気分になります。

製造部門と聞くと、自社の工場に勤務して製品を完成させ、出荷する仕事というイメージをもつ人が多いのではないかと思います。しかしTELでは、製品である半導体製造装置をお客さまの拠点に運び、そこで組立・据付をし、さらに調整・評価をおこなって引き渡すまでが製造部門の役割です。TELのお客さまは日本のメーカーであれば国内各地に、海外メーカーであれば欧米・東アジアを中心に多くの拠点をもっているので、私たち製造部門も出張する機会が多くなります。装置を搬入してから引き渡すまで、お客さまの拠点がある場所にずっと滞在しますので、出張期間も長くなります。

半導体製造装置は拠点の状況に合わせて、お客さまとやりとりしながら調整を重ねていきます。装置には多様な種類があり、お客さまごとにご要望も異なるので、的確に対応していくには経験を重ね、スキルを高めていくしかありません。「現場で学ぶ」が入社後に配属された部署の方針で、私も1年目から年間200日ほど海外にいました。ずっと続けて滞在したわけではなく、1回が2〜3カ月で主に韓国、台湾へ行っていました。それでも決して短い期間ではありませんが、私はまったく苦になりませんでした。お客さまによって社風や仕事のスタイルが違うのも興味深かったですし、組立・据付のメンバーや調整・評価のメンバーなどとともにチームで出張するのでいろいろな人と関わることができ、勉強にも刺激にもなりました。製造部門はお客さまが装置を使う直前の、言わば最終工程を担います。納期遵守の責任は重大で、稼動を待つお客さまを前にしてプレッシャーもありますが、それだけに仕事をやりとげた時の喜びは何ものにも代えがたく、最高の気分になります。

画像:作業風景

有給も育休もしっかり取得、
いつも全力で働ける。

私は物理学科でしたが実験は性に合わず、理論系の研究を選びました。実験は繰り返し実施することでデータを蓄積していくことがなにより重要ですが、同じことを続けるのが苦手な私には、あまりにも刺激が足らないように感じました。今の仕事は毎回のように状況ややり方が違い、新しい経験ができるので、いつも新鮮な気持ちで取り組むことができるのが魅力です。多忙ですが、その中でも休みはしっかりと取れています。有給休暇はいつでも自分のタイミングで希望通り取れますし、育児休暇は男女かかわらず取得が可能です。私も子どもができた時に3カ月の育児休暇を取り、家族のために時間を使うことができました。チームのリーダーとして主に若手社員や協力会社さまの労務管理を担当する業務に就くようになってから、自分である程度業務をコントロールできるようにもなってきました。ハードワークが続く時も主体的に取り組めばワークライフバランスを実現できる環境があることもTELの良さだと思います。また、熊本事業所は熊本市内や空港から比較的近い場所にあり、それが働きやすさ、暮らしやすさにつながっているとも感じています。

私が入社して以来、TELの製造部門は一度も業務量が落ちることなく、常にフル回転の状態です。さまざまなステークホルダーの方々と日々コミュニケーションを取り、お客さまに喜んでいただくことにやりがいを感じる方が、TELの製造部門に向いている方なのではないかと思います。

画像:作業風景
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私のキャリアクロニクル

2018

入社初年度から
1年の半分以上が海外出張。

入社後、熊本県の事業所に配属。熊本生まれだが地元を出たいと思い、いったんは離れたが、また戻ることに。しかし初年度から1年の半分以上が海外出張になるとは思っていなかった。それでも国内外の色々な場所で働ける会社に進みたかった自分にとっては期待通りで、大歓迎だった。

2019

海外で初めての監督業務を
やり抜いた経験が大きな自信に。

製品をお客さまに引き渡す最終工程を担当するのが製造部門。お客さまの拠点に出向いてさまざまな調整をおこない、時にはハードウエアの部分のカスタマイズも必要になる。臨機応変に対応し、据付や組立のスタッフに指示を出しながら仕事を進めていくのは容易ではない。海外でたまたまベテランがおらず、現場経験の少ない自分が装置の立ち上げを監督・指示しなければいけないことがあった。さすがにこの時は不安が募り、プレッシャーを感じながらの作業であったが、やり抜いた時のお客さまの笑顔は本当に嬉しかったし、大きな自信につながった。

2020

現場に行くだけでなく、
熊本からサポートする役割も。

コロナで出張の機会が激減し、熊本での仕事が中心になる。製造部門の仕事は現場で覚えるのが基本だが、ある程度キャリアを重ねると、その次は海外出張するスタッフをマネジメントしたりサポートする役割も務めなければならない。コミュニケーションも重要なスキルになる。自分は色々な人と関わるのが好きで、熊本からサポートする仕事も楽しく感じているが、そのうちにまた国内外の各地で新たな経験を積みたいと考えている。