さらなる発展への取り組み
(人材開発
/エンゲージメント)
人事制度に加えて、社員の成長やモチベーション向上のための取り組みを実施しています。
その中から2つの特徴的な取り組みを紹介します。
TEL UNIVERSITY
まず、大前提となるTELの人材開発について考え方をご紹介します。
1. 社員の自己啓発と自己責任が能力開発の基本である
2. 職場・現場が人を育てる
3. 会社は気づきを提供し、仕組みを構築する
これら3つを人材育成の基本方針に据え、社員自ら学ぶ姿勢や精神を尊重しながら人材を育成します。
その仕組みとして構築されたものが「TEL UNIVERSITY」です。
教育カリキュラムの概要は以下の図に示したとおりとなりますが、特徴的なものを紹介すると、社員がいつでも好きなものを自己学習できるようにWorkday LearningやLinkedIn LearningといったEラーニングを用意しております。
また語学においては、英語を中心に、自己学習支援、公募・選抜型の教育プログラムが提供されています。さらに海外赴任時には現地語を会社負担で学べる制度もあり、必要に応じてグルーバルコミュニケーションスキルを習得できるようになっています。
エンゲージメント
社員エンゲージメントの向上は、企業におけるパフォーマンスの最大化や持続的な成長に不可欠な要素です。当社では「社員が価値創出の源泉」であるとの認識のもと、社員エンゲージメントの現状把握や課題抽出に向けた「エンゲージメント・サーベイ」を2015年度から定期的に実施しています。
サーベイから得た結果や社員の声をもとに、より良い職場環境の整備に努めるとともに、全社員が自由闊達な雰囲気の中で個々の能力を最大限に発揮しながらいきいきと活動し、建設的な議論や意見を交わせる風土・文化の醸成に向けて取り組んでいます。例えば、経営層による継続的なメッセージの発信や経営層と社員が会社の現状や将来について直接対話をおこなう機会を増やしたり、安全・品質・コンプライアンスなど経営の基盤となる事項について社員の意識をより高める研修などをおこなっています。
このような取り組みにより、2015年度から2022年度にかけてほぼすべての国内グループ会社および海外現地法人でエンゲージメントスコアが改善し、全体では18ポイント(2020年度比比6ポイント) 上昇しました。特に日本地域においては全体のベンチマークで上位25%以内となりました。スコアの向上に伴い2022年度の社員定着率*も、グローバルで96.2%、日本では98.9%という非常に高い水準となっています。
今後も、社員エンゲージメントの向上がステークホルダーへの価値の提供において重要と考え、さらなるワーク・ライフ・バランスの改善やDXを通じた業務の効率化、安全・品質・コンプライアンスの強化など、さまざまな施策を継続的かつ効果的に展開していきます。
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